ディオール / ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ 口コミ

1N使用。
マット派も納得の仕上がりと使い心地。
評判通り、ニーズを的確に捉えているバランス良いファンデです。

同シリーズのマットを持っているので、主にそちらとの比較になります。

テクスチャーはマットよりも圧倒的に滑らか。密着感はきちんとあるのに、パサつかず肌に溶けこんでくれます。仕上がりはセミ艶とセミマットの中間くらいの絶妙さ。肌の皮膜感はグロウの方が軽く感じました。マット同様美容成分86%も嬉しいポイント。香りも健在。個人的には許容範囲ですが、気になる人はかなり気になる程度には香るので、お求めの方は要TUです。

マット派の私はがっつりマット仕上がりのパウダーをのせます。正直、マットよりもこちらのグロウの方が粉が綺麗にのりました。バチバチの艶肌派には物足りないかもしれませんが、グロウを生かすも消すも選択できるので、下地やパウダー次第ですね。
私自身だいぶ肌に粗があるタイプなのですが、ファンデからマットを作り込む方がのっぺりしてくすむことに気づかされました。何事もバランスが大事ですね。引きで見た綺麗さもグロウに軍配が上がります。

色の発色にもちょっとした違いが。マットではサンプルで1N、現品で1Wを使用していて、あちらでは1Nの方が手の甲も顔も赤黒く発色して合いませんでした。グロウの1Nも手に出した段階では赤黒い。しかし顔に塗ると少し青白く発色。(色補正系の下地は使っていません)現品を頂いた段階で1Nはドンピシャカラーでは無いな……と察していましたが、トーンアップ具合がちょうど良く、塗る場所と量を間違わなければうまいこと使えそう。

クマや肌補正などのカバーに関しては、マットの方ができるかも。しかし、ニキビ跡の凹凸クレーターはグロウの方が目立ちませんでした。これには驚き。

夏に向けて、ファンデ自体の崩れにくさとSPFは心許ないですが、今時下地や粉でいくらでも優秀なものはあるので、うまいこと自分に合ったものを探せば解決しそう。そういう意味でも、そこまで相性を選ぶファンデではないのが気に入りました。特徴的な癖がなくて良い。

マットの方にボトルについて書き込みさせて頂きましたが、今のところ通常プッシュでリキッドは飛び散らかっていません。中身の問題なのか、ボトルの問題かは定かではありませんが様子見していこうと思います。もしグロウでも同じ現象が起きたら、間違いなく評価は下がりますので悪しからず。

冒頭にも総評させていただきましたが、ファンデに求める役割のバランスが優れています。グロウの方が評判良い理由が身をもって理解できました。食わず嫌いは良くないですね。今回現品で徹底比較できて本当に良かったです。

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント(提供元：アットコスメ)