
先日記事に挙げた遺伝子検査キット、ご先祖様編の結果が来ました。
上の写真の黒いパッケージのものですね。
ですが、先に言ってしまうとなーんだ、という結果です。
勿論やって楽しい思いはしましたが、
そもそもルーツが分かるからどうしたって話でもあるので、
勝手に夢を膨らませられるロマンをありがとうの一言に尽きます。

険しき道を越えた山の民
M9グループは、約4万年~3万年前にヒマラヤ・チベットで誕生したグループであり、日本人の3%が属しています。インドネシア、中央・東アジア、沖縄、北海道を移動して日本に入ってきたと考えられます。
M9グループは、約4万年~3万年前にヒマラヤ・チベットで誕生したグループであり、日本人の3%が属しています。インドネシア、中央・東アジア、沖縄、北海道を移動して日本に入ってきたと考えられます。
日本では珍しい部類に入るグループですが、チベットに多く見られるグループです。チベットの高原付近に分布していましたが、南下しインドシナ半島への移動を開始しました。その後中央アジアや東アジアに拡がりを見せ、朝鮮半島を経由し日本に渡ってきたグループと考えられています。
彼らが生活していたであろうチベット高原の南には、有名なヒマラヤ山脈が走り、東西南北に山脈が存在する地形です。M9グループが各地に拡がっていく過程で、この山脈越えは避けて通れない道程でだったと考えられます。祖先達は険しい山道を越えた人々であったのでしょう。
だ、そうです。
その他M9グループ関連民族として挙げられるチベット人の文化などが紹介されていますが、
他のグループだと長距離運動が得意とか寒冷に強いとか、このグループに属する著名人、などの項目があるのですが、
山の民サンプルが少ないのか情報量が少なくて…あれ?こんだけ?と肩透かしくらいました。
ネットでのらくら調べてみたところ、
高地で暮らすチベットの人たちの身体的特徴として、当然のようにも思えますが高山病になりにくい体質だそうです。
酸素濃度の低い高地では血液中の赤血球やヘモグロビンの数が多くなってしまい、
どろどろとした血になって血管が詰まりやすくなるのですが、
血中のヘモグロビンの生成を抑える遺伝子を持つ人の割合がチベットの人だけが特異的に多いそうです。
というようなことを調べていて、
母は私が子供のころからずっと煙草を吸い続けていますが、
健康診断で肺活量だけは年代平均値より上だと自慢してくることとか、
私自身も検診の結果で
低血圧(上が90に行かない)&赤血球の量が基準値より少なめなことがあって、
数少ない赤血球が低い脈拍でも満遍なく酸素を運んでるんだからMY赤血球有能だわー、とか
ふざけていっていましたが。
これで信憑性を帯びてきた…のか…??笑
高地なら乾燥肌なのも頷けますね、うん。こじつけですね。笑
と、そんな妄想を楽しんでおります。
それにしてもチベットかー。思いを馳せてみる。
イメージになかったのですが、装飾品が大好きなんだそうです。
遊牧民だった時代の名残で、財になるものは身に着けて運ぶ習慣が起源なのではと言われているそうです。
インド発祥の仏教は東に流れて、リアルな仏教はチベットに残っていると聞きました。
当のインドではヒンドゥー教の国になっています。
ダライ・ラマ師とか仏教の権威と政治の指導者が共通というのも、すごく興味深いです。
行ってみたいかと言われると……ちょっと…ね!という感じですがともかく。
自分の祖先、どこか遠い地域や歴史へと、
目を向けようと思えたことが今回の収穫かなと思います。
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