シャネル / ココ ヌワール オードゥ パルファム(ヴァポリザター) 口コミ

フルボトルを買いました。

開封したてのフレッシュなココ・ヌワールは、サンプルサイズで買ったアトマイザー入りの小分け売りのものより、さらにココ・マドモワゼル感があります。

ただ、ココマドの元気はつらつ！！シャネルでーす！！お仕事頑張りまーす！！！みたいな、ガンガン外に向かって主張する感じではなく、ココマドに似たモダンなシトラスにフローラルが飽くまで優しく香り、しっとり優美で大人バージョンのココマド…といったところ。甘く、でも甘過ぎない、大人の包容力を感じます。

つまりやっぱりココマドに似ているのですが。
ココ・マドモワゼル・ヌワールという印象は変わらず。

ココマドはとにかく愛用者が多く、誰が付けてもココマドらしく香るので、ココマド大好きなのですが、定番にするのには躊躇していました。仲の良い同僚が、最近2人ともココマドを購入したようで、３人でココマドはやっぱりヤダ。笑

そんなわけでヌワールに着地。
ココマドらしさもありながら攻撃性はなく、ココマドの角が取れたまろやかな香りを楽しんでいます。

しかし、フレグランスというのはワインに似ていますね。
アトマイザーに移されたサンプルサイズのヌワールは、デカントされたワインのごとく、空気に触れて変質した感があります。開封したてのヌワールのフレッシュなこと！アトマイザーのヌワールより優しくまろやかです。アトマイザーで購入したヌワールも素敵で、アトマイザーを否定する訳ではないのですが。店頭で試すだけではわからないので、小分け売りは重宝しています。

フレッシュに使い切るためにも、最近は一番小さいサイズのボトルを買っています。30mlがあれば一番いいのですが、ココ・ヌワールは50mlが一番小さいサイズで、お値段はNZ$225！２万円以上です。フレグランスに関しては、日本の免税店で買うのが断然お得です。先日、成田の免税店で聞いたら15000円台でした。円安のおかげなので、近いうちに日本でも値上げするのかも知れませんが。






↓ 2023年9月11日　記

好きです。フルボトル買います。

オリジナルのココ大好き。ココ・マドモアゼルもかなり好きです。

ココ・ヌワールは、ココマドとかなり似ているのに正反対。
ココマドが昼の太陽をさんさんと浴びた香りなら、ヌワールは闇にしっとり漂う香り。
ココマドの元気さをトーンダウンした感じです。なんせココマドは元気いっぱい「シャネルでーす！！」と叫んでいるはつらつとした香りですから。

ココとココマドは似てないし、ココとヌワールも似ていない。でもヌワールは明らかにココマドの親戚。名前も「ココ・ヌワール」じゃなくて、「ココ・マドモアゼル・ヌワール」とでもした方が似つかわしいのでは。「漆黒のマドモアゼル」というより、「マドモアゼルの裏の顔」的な。

ヌワールのベルガモットは、トップが過ぎた後も、時たまアールグレイ紅茶のように香ります。
ミドルはこちらの体温が上がった時など、まるでココマドのよう。
ラストはランスタン・ド・ゲランのアンバリーなバニラにすごく似た甘さ。なんとなく乳酸菌飲料みたいな。
トップからラストまで、優しく甘く香ります。

ココマドは元気過ぎるところがいい。やるぞ！という気にさせてくれる。
でも、ずっと元気な顔をしているのはしんどいし、アンニュイなヌワールが私にはちょうどいいかな。
ユニセックスという声もちらほら見ますが、めちゃくちゃフェミニンだと思います。

歳を重ねるのも悪くない。
シャネルのカウンターも怖くないし、貫禄があったり個性的な香りも気負わずつけられます。

使用した商品

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