イヴ・サンローラン / ラディアント タッチ 口コミ

使用色：　NO.2　ルミナスアイボリー

ちょうど１年前に、モニターキャンペーンで頂いたものです。
筆ペン型コンシーラーの元祖！
お色は１番人気のNO.2、明るめのベージュです。(※画像2)

「コンシーラーとしての効果はない」ということは昔から小耳に挟んでおりましたので、最初からハイライト目的で使用しております。
カチカチと２回ノックし、一気に目の下、鼻筋へ。
ノックは１回だけでは中身が出てこないので、必ず２回以上必要だと思います。

見た目、テクスチャ共に、さらっとしたタイプのリキッドファンデに近いかんじ。
ただ実際の仕上がりは、意外にもリキッドファンデよりカバー力は低め、素肌の透け感は上です。(イメージ的には逆ですよね)
これが「これはコンシーラーって考えちゃダメ。ハイライトなの。」と言われる所以でしょうか。

１年前も変わらずハイライト好きな人間でしたので、こちらを頂く少し前、某プチプラブランドの筆ペン型(いわばコレの類似品)を購入していました。
見た目がちゃっちいのは仕方ないにしても、肝心の中身の液が薄くて使い物にならず、あえなくお蔵入り。

こちらはさすがYSL。
外資系らしいゴージャスなパケはもちろんのこと、中身の液も上質そのもの。

液がとてもなめらかです。
コンシーラーらしい濃密な液でありながら、ベタっとした質感ではなく、どこまでも涼しげ。
薄ぬりが基本ですが、試しに数回重ね塗りしてもやっぱり綺麗。
マットにならないので、厚塗りっぽさは感じません。
カジュアルな服装のときでも、気負うことなく使えます。

ハイライト以外には、下まぶたや鼻筋の化粧直しに活躍します。
アイメイクが滲んだとき等、これが意外に役立ちました。
筆ペンですし、ポケットにしのばせて休憩時に使う、というのも便利です。

この１年通して見てきましたが、１日たっても、全くの崩れ、ヨレ知らずです。
私は普段からファンデはパウダー派なので、ファンデの前に使用。
ですが、逆にパウダーファンデの上から重ね塗りしても大丈夫です。
どちらも見た目、崩れやすさに違いは見られません。

筆部分は柔らかく、肌あたりも良いです。
筆ペン型コスメは毛の中央上部から液が出てくるため、筆が真ん中でパックリ割れることがありますが、こちらは今のところありません。
(プチプラは使用３回目でパックリ割れ、修復不能になりました。)
使用後は必ずティッシュで液をふき取り、筆の形を整えるだけでずいぶん違ってくると思います。

パケは一面ゴールドで、手で持つと大きさのわりにやや重量感あり。
ポーチの中でもとっても見つけやすいです。
こういう、いかにもデパートコスメ的なゴージャスパケ好きですね〜。

ここまで語っておきながら、なぜ「評価しない」のかといいますと。
残念ながら、色が合わないからです。
正確には、この色が私の肌になじみ過ぎているため、ハイライトとしての役割をちっとも果たせないのです。
(確かにファンデはどこのブランドでも１番明るいお色ではありますが、)別に透き通るほどド真っ白な肌では全然ありません。
どうもファンデと完全に同化します。

肝心の「美人の線」効果は分からずじまい。
色のせいなのか、それともこれがこのコスメの実力なのか、はかりかねます。
「YSL様、もう１段明るいお色をください！」と言いたいところですが、頂き物ですので贅沢は言えません。

コンシーラーにしては明るいし(カバー力ないし)、ハイライトにしては暗いので、せっかく塗ってもほぼ意味なし。
私は片目の下に、やや血管(正しくはヘモグロビン)が透けて青い線のように見える部分があるのですが、これでは全く隠れません。
今では、たま〜に気休めに使う程度のアイテムに…。

個人的にはもっとパールが効いているタイプの方が好きなので、違う色を自費で購入することはないと思います。
しかしながら、液の上質さは十分よく分かりました。
使用面積の小さいアイテムではありますが、購入を検討されている方は、できればカウンターで色合わせをなさってください。

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