セルジュ・ルタンス / フェミニテデュボワ (Feminite du bois) 口コミ

ずっと気になっていたのを量り売りで試し、結果虜になってしまいました。

トップは…「南天のど飴(黒糖シナモン味-赤い缶)」がおばあちゃんの高級タンスにしまわれていました、という感じ。
個人的には決して嫌いじゃないんだけど、身体から香ってきたらおかしいよ…どこにもつけていけない、こんな個性的な香り…半ば怒りの混じったガッカリ感。

しかし、この南天のど飴、1,2分で私の鼻から消えてしまったのです。香水の香り自体もろとも。
「何だコレ？変な香水！」と腑に落ちない気分で外出。

しかしその後、ふとした時になんとも言えぬ美しい香りを感じるように。
すぐに隠れてしまうこの儚い香りを鼻が追い求めて、思わず深呼吸してしまう…

日本人女性の奥ゆかしさを感じさせながらも、出家してしまったような辛気くさい感じはせず、カッコよくもあり、セクシーでもあり。
今まで体験したことのない、不思議な感覚になり、もう恋しくて恋しくて、帰宅してすぐにワンプッシュしてスーハー…もうトップの南天のど飴はどうでもよろしい。

中毒って、こういうことを言うんでしょうね。

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