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Dolce.さん
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6購入品

2010/10/16 03:30:43

追記:目の周辺に塗り続けると私は高頻度で目の際に稗粒腫ができる。健康に問題はない物だし、使用を止めたら数日でなくなるけれど気になります

同じ石油由来の炭化水素類である流動パラフィン(いわゆるミネラルオイル)は常温で液状に対し、ワセリンは半固形物質であることが両者の違い。極めて安定性が高く、化学的に不活性であるため医薬品の基剤(軟膏のベース)としてお馴染み。医療現場において広く使用されてます。植物オイルよりも分子が大きいです。

医療現場で使われてますが(皮膚科などで処方されることも多い)、化粧品にもよく入ってます。
石油由来・鉱物油というだけで漠然とした悪いイメージを持った方が少なくない製品の一つのように思います。現代では植物由来より石油由来の方が精製度が高く皮膚刺激となりにくい物だってあるのに、イメージで損をしているような気がします(オイル系は、純度が低いために商品ではなく混入している不純物に反応を起こすケースは割と多いです)

私の場合、乾燥がひどくなって肌荒れしたり何らかの炎症を起こしたりした時に、家庭でできる最も無難かつ有効なケアに使用。このような時は馬油でさえも刺激物なので。
肌状態が悪い時には石鹸洗顔後にこれで保護する…この方法で治まらなければもう皮膚科に行くしかない、それくらい信頼しています。私の肌はほぼこの方法で治まるので結局受診せずに済んでいます。
仮に改善は見られずとも最悪でも現状維持くらいで、ワセリンそれ自体が原因で更に症状悪化を招くケースは稀です。それくらい安全な事が認められています。一般的な処方薬で、皮膚疾患には白色ワセリンベースの軟膏が出されることは事実としてあります。

上記の説明ですとあたかも万能薬のようで誤解を招きそうですが、ワセリンそのものに一切の治療効果はありません。動植物オイル類との相違点は、人体の組織と異なる構造であるが故に経皮吸収せず、体内に蓄積もされず、人の皮膚に良しも悪しきも影響を及ぼさず極めて反応が起こりにくい事。端的に言えばただの油の塊。薬の基剤に用いられるものなので、それがたとえ有効成分であろうと何かしら働きのあるものが入っていたら薬効の妨げとなることは明白です。
従ってこちらに美容効果というものもありません。これで肌が綺麗になったと仰る方は、それまでの肌が乾燥状態にあって油分で保護することにより乾燥が和らいだのでは。また、これを塗って余計に肌が乾燥する感覚を覚えたら肌の保水力が低下しているのかも。
白色ワセリンが合わずともプロペトやサンホワイト(これらは白色ワセリンよりさらに純度の高いワセリンで、白色ワセリンが合わない場合はほぼ不純物に反応してます)なら大丈夫という場合もありますし、それでも反応を起こしてしまう稀な方は鉱物油全般を受け付けないのかもしれません。
プロペトやサンホワイトは限られた場所にしか取扱がありませんし、手軽にかつ安価で購入可能な白色ワセリンで普通は十分です。

肌のバリア機能が弱っている時・肌が不健康な時に空気の乾燥、化学物質、菌類、ハウスダスト等の外来刺激から守ってくれる…つまり外からの刺激をブロック&皮膚の乾燥(水分蒸発)防止。主にこの2つをしてくれるだけですが、白色ワセリンを使うとこの基本的な2点がいかに肌にとって大事であるかを実感します。人間の持つ自然治癒力をより発揮させやすくする環境を作る為の物。家に一つ常備しておくといざという時に便利。

安全度&保湿・保護力の高さはスキンケアできる市販品では最上級といっても過言じゃないかもしれません。
しかし、私は普段の正常な肌のスキンケアには使用していません。あくまで不調時や何らかの異常が見られたとき用。
まず、安定している肌には必要ない事と、ここまでの重い油性感はとにかく使いにくい事、あとは白色ワセリンの長期的な日常使用は皮膚硬化を招くとの報告もある為です。ちなみに、このようなネガティブな側面は何もワセリンに限りません。たとえばシアバターには皮膚軟化が、ホホバオイルやスクワランオイル、オリーブオイルなどには皮脂分泌機能の不調がネガティブな影響としてそれぞれ挙げられます。いずれも「長期に渡る連続した使用時」において認められた作用ですし、もちろん、このような短所よりも長所の方が一般的な使用方法では圧倒的に大きいので通常は使用者に有益である事が前提にあります。
要は、「何であれ使い過ぎる・頼り過ぎると健康を害う・かえって不健康な状態を招く」ということでしょう

なお、数年前にヴァセリンを使用していた事もあります。局方白色ワセリンの成分が白色ワセリン100%に対し、ヴァセリンは少々の添加物が入っている点や若干黄色みを帯びていてこちらより純度が低い点などが違います

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