ランコム / アプソリュ タン プレシャスセル(旧) 口コミ

サンプル使用です。
O-03の標準色で、普段１段か２段明るい色を選ぶ私の場合
ちょっと濃いな〜という印象だったので、休日に使用してみました。

テクスチャーはちょっと固めのクリーム。
伸びは良いけど乾くのが少し早く、手早く伸ばさないといけないかなという印象。
その分指止まりが良くフィット感バツグン。
いつまでもベタベタして、その後のお粉がなかなか乗せられないというストレスも無し。
仕上げのお粉をふんわり乗せると、サラっとしたセミマット肌。
瑞々しい艶肌とは明らかに性質の違う、端正で涼しげな肌に仕上がります。

仕上がりの印象としては、クレドのフリュイドと似てるように感じました。
あちらも端正でキリリとした、クールメイクの映えるオトコマエ仕様。
（オトコマエと言っても男っぽいという意味ではなく、
女性らしいなまめかしさの無い凛とした仕上がり、という意味ですよ）
ランコムもクレドも肌に吸い付くようにフィットし、化粧浮きゼロ。
厚ぼったさ皆無の、非常にすっきりとしたタイトな肌感が魅力的。
お洋服の色や質感重くなりがちな秋冬に、２点ともよく映えると思います。
お仕事メイクはもちろん、over30の分別あるカジュアル感にふさわしいかと。
ただ似ているとは言え、カバー力と保湿力に関しては双方に差があります。
ランコムは毛穴や色ムラのカバー力はあるけど、シミ・そばかすに対しては今ひとつ。
クレドフリュイドのナチュラルかつ高カバーという美点には一歩及ばず。
凹凸を整えて滑らかに魅せる点に関しても、フリュイドの方がわずかに上。
逆に保湿力に関しては、ランコムがクレドを遥かに上回ります。
ベタベタに潤ってるわけじゃなく淡白に潤うというか
さらっと感としっとり感を共有した潤い方で、それが乾くことなく終日続きます。
カバー力はクレドが勝るとは言え、どちらもお化粧感は同じくらいなので
カバー力が欲しい方には、どちらかで言えばフリュイドがおすすめ。
反対に保湿力重視の方にはランコムがおすすめです＾＾
「ベタっ」としてないのに「しとっ」としてる肌感は、非常に魅力的です♪

また、ランコムのようなセミマット肌ではなく、艶やかで女性らしい肌がお好みの方には
同価格帯で言うとDiorのプレステージのファンデがオススメ。
ちょっと（かなり？）価格が上がるけど、AQミリのリペアファンデも◎。
美肌にカバーしてくれるのではなく、見紛うことなき美肌にしてくれる勝負ファンデ。
どちらも艶肌らしい瑞々しさと保湿力、女性らしい華をもったファンデです。
それぞれタイプが異なるので、どれがどうとは言えませんが、
保湿重視のセミマット肌ならランコム。
カバー力重視の端正肌ならクレドフリュイド。
カバー力と瑞々しさを叶えた艶肌ならDiorプレステージ。
高保湿力と美肌キープならAQリペアファンデ。
保湿力がいちばん高いのがAQ、次点にDiorとランコム。
カバー力はクレド、次点にDior、ついでAQ、最後にランコム。
というのが、私が使ってみた感想です。

持ちに関しては、冬はクレドでも乾燥崩れを起こしてしまう私の肌でも
ランコムはずっと綺麗な状態を保てます。
お昼にTゾーンさえ直せば終日OK。
夏はどうでしょうかね？
この質感での予測で言うと、徐々に薄れていくタイプのような気がします。
少なくとも、ドロドロになって修復不可能というようなことはなさそうです。

総評としては、クセもなく、保湿力もあり、フィット感バツグン、
価格負けのしない仕事をしてくれる優等生ファンデという印象で
自分の肌色に合った色を１度使ってみたいな、と思わせてくれました＾＾
今使っているクレドがなくなったら、購入候補になるかもしれません。

使用した商品

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