ゲラン / エクラン キャトル クルール 口コミ

【#503　レ・タンドル】2014春
淡い春霞のように美しいパレット。
夜桜のごとくモーブグレイにピンクが溶け込んで…

◆ピンク…メタリックに光るオーロラピンク。色は淡いですがカバー力もありきれいに目を引きます。

◆ミントブルー…こちらもメタリックな光沢を持つオーロラミント。ピンク同様、白っぽいですが目を引く強めの発色です。ミントですがブルー寄り。

◆トープ…モーブを感じるマットな灰茶。個人的には最難関です。このパレットの中間色の位置づけですが、私の場合広くぼかすとくすみに見え、時間が経つと疲れて見えてしまいます。色白の方ならきれいな影色になるのでは。

◆プラム…マットなバイオレットプラム。わずかに赤味があるのでまぶたではボルドーにも見えます。腫れぼったくならず、さりげなくお洒落ですよ。紫寄り。締め色に。

最後に思い切って書きますが…反対色（補色）同士を混ぜると灰色になるという色の原則通り、赤みを帯びたトープやプラムにミントが乗ると、とたんにダークグレーになってしまいます。なので仕方なくミントだけ離して目頭に置いています。うーむ、見た目はきれいですがこやつ曲者？かーなーり上級者用パレットだと思われます。

【#501アトラップ・クール】2013春
スミレの花色を写し取ったというパレット。
春まだ浅い頃から、道端でけなげに咲く花そのもの。美しいです。

紫というと、妙にセクシーだったり古くさかったりしがちですが、この「すみれパレット」にはそれがありません。むしろ清楚で上品です。隠し味に淡いピンクを感じるせいかもしれません。萌える草花にも通じる若々しさでした。

◆白…夏の白ではないのでミルクのように優しいです。個人的には黄味がなくて使いやすいと感じました。

◆濃紫…締め色。青すぎず薄すぎず品よく絶品。購入の決め手でした。きもちピンク転びの濃い紫です。

◆ベージュパープル…白と濃紫をつなぐ中間色。薄紫は腫れぼったく見えそうで心配しましたが杞憂。ベージュ味のおかげでアイホールに広げても明るく彫りを演出。

◆ライラック…光を帯びたハイライト。単色でも美しいですが、他を重ねてもなんともやわらかく輝くので、ベースにしてもよいそうです。

長時間着用でも赤くならずクールに色を保っていたのも高ポイントでした。これでなくちゃ、ってほど惚れ込んだわけではありませんが、最近ずっとボルドー・茶系でしたのでこの春色は新鮮です。

同時発売には502番のポピーの花を模したパレットも♪ゲランの春はいい！

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