ゲラン / ローズ オ ジュ 口コミ

ゲランといえば、高級なため手が届きにくく、シャーマンみたいな名前した香水だか(※←シャリマーです）、ミツバチだかのイメージしかない貧民の私ですが、美容雑誌でこちらを見てしまったが最後、買わずにはいられませんでした。


惚れてまうやろー！


目を引く真っ赤なメタリックケースに、ポップなsmileのロゴ。
お高くとまったデヴィ夫人みたいな、普段のゴージャスなゲランのメーキャップとは違う、親しみやすい感じ！
なんて可愛いベニホーでしょう。
ゲランビギナーな私も欲しくなっちゃうＹＯ！


というわけで、某百貨店のオンラインショッピングで購入。
お店に行く機会は無かったため、いきなりの現物購入です。


届いたのは、ROSE AUX JOUES と記された、黒くてエレガントな箱。
余談ですが、「ろーずおじゅ」って、日本語で表記するとなんだか、間が抜けてるというか、威厳に欠ける気がする(のは私だけ？）のですが、アルファベットにすると、途端にシャレオツ度アップですね。


そして、その真っ黒な外箱の中から、ピッカピカで、指紋がペッタペタにつきそうな、赤いコンパクトが登場。
軽い。
薄い。
こりゃ携帯するにも便利ですね。
赤色って、心理テストなんかで、「ナルシスト」とよく言われますが、こちらはまさにナルシズムあふれる頬になれちゃいます。
ナルシストといえば、その昔、及川光博のライブに行ったことがあるのですが、バラードを唄う彼の姿にゃ、「うーん、ずいぶんと自己陶酔してるのぅ。」と、強く印象に残ったのを覚えてます。いっぽうMCなんかでは、花輪くんよろしく「はぁい！ベイビーたちぃ！」などと、サラリと言ってのけちゃうから感心ものです。


で、なにやら話がとびましたが、及川ミッチーもびっくりのナルシーな仕上がりとは、ズバリ血色感。
赤い華やかなパケとは裏腹に、とてもナチュラルな仕上がりです。

左右の赤とピンクを重ねてボカすと、頬紅をのせたというよりも、「私、もともと、こういう頬に赤みをさした、血色良い肌ですが、なにか？」と、錯覚させられるくらいの、なじみの良さ。
チークの入れ方がヘッタクソな人でも、これなら自然な血色感を演出できるはず。


色は、その時々によって違う気がします。
桜色のような薄ピンクだったり、イキイキとした赤だったり、オレンジみたいなコーラルっぽかったりと、絶妙な色合いですね。
ぬりすぎなければ、どんな年齢層にでも、どんな肌色の人にでも、またどんな季節にも、合わせやすい自然な発色です。


そう、塗りすぎなければね。

というのも、これ、めっちゃくちゃ発色良いです。
特にレッドの方は、サッとのせるだけで、すーぐに色づきます。
その上、付属のブラシがこれまたイマイチで、これで少しぬるだけで、おてもやん直行です。
あのよく、冬にも関わらず、年がら年中ランニングに短パン姿でいる、小学生男子の真っ赤な上気した頬みたいになります。
私も小６のときに、学年に３人いましてね、彼らが中学に入って学ランを着てるのを目撃したときは、「奴らも、長袖着るんだなー。」と感心したものです、って、ひょっとしたら若い@cosmeユーザーさんなんかは、ランニング短パン少年の存在を知らないかしらって、あら、いったい何の話してたのかしら。


で、その問題のブラシについてですが。
毛先まで赤色に徹底していて、一見ラブリーなのですが、そのクオリティーたるや、月に代わっておしおきよ！
ごく少量をのせたつもりでも、かなり真っ赤につくと、さきほど申し上げました。
けれど、この薄くペラペラなブラシじゃ、ぼかしにくい。
おフランスの開発者の方々は、このブラシを疑問に思わなかったのでしょうか？
「トレビアーン！」とか言っちゃって、ゴーサイン出しちゃったんですかね？
いずれにせよ、なにかしら別途チークブラシを用意するのを強くオススメします！
これで、価格8000円近くするって、ぶつぶつ・・・


発色もさることながら、色持ちも抜群です。
薄付きに仕上げたとしても、そのままの状態が長続き。
メイク落とすまで、変わらないんじゃないかしら。


非常に使いやすい色。
取り出すたびに気分も上がる、真っ赤なコンパクト。
ブラシと価格は、個人的にネックですが、それでも思わず持っているとsmileしちゃう頬紅ですよ！

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