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朝、陽の光で目がさめる季節になった。朝起きてすぐにベランダに出ても、もう肌寒くなくて、とても気持ちが良い。
ミラーハリスから2016年に発表されたルミエールドーレは、朝の太陽の光をイメージして創られた香りだ。尚、夜の影をイメージしたエチュイノワールを同時発売されている。
ルミエール(光)ドーレ(金色)は、朝の太陽の光が黄金色に染まり、ゴールドのオーラがあなたを包み込み、あなたを外に連れ出し一日の始まりを後押ししてくれるような香りとのこと。
トップはシトラス-グリーン。まずスプレーすると、ベルガモットとオレンジの清々しい朝の香り。それも束の間、一気にビター感の増したオレンジとプチグレンが香り、良くいえばとてもナチュラル、悪くいえばビター過ぎて、苦くも感じる。香調を見るとオレンジビガラードとあり、確かにオレンジの皮を煮詰めたソースのよう苦味の強いオレンジの香り。
ミドルはフローラル-ウッディ。ビターオレンジとペチグレンの苦味の強いオレンジの残香に、さらにベースから来るドライアンバーやウッディーの香りが重ねることで、さらに苦味を増したような香り。その上をネロリとウォータリーなサンバックジャスミンが軽やかに香る。香調を見ると、ここでもモロッカンネロリビガラードとあり、ネロリとウッディアンバーを合わせたような香りに感じる。
ベースはウッディ-ムスキー。ネロリなどコクのあるホワイトフローラルの残香に、ドライアンバーなど少しスパイシーなウッディと、ムスクの香り。
ミラーハリスは、人の肌をキャンパスに見たてつくられたため、肌に香水をまとって初めて香りが完成するコンセプトとしている。
通常、特に天然香料が多いほど、ムエットでの香りが、実際に肌に合わせたときに再現されない場合が多い。人の肌をキャンパスに見たてるミラーハリスは、このルミエールドーレしかり、エチュイノワールしかり、特にそのギャップが顕著だと思う。
ルミエールドーレは、ムエットで嗅いでみるとビガラード的な苦味やウッディアンバーが強すぎるようにも感じるが、実際に肌に重ねてみると驚くくらいネロリとサンバックジャスミンのフローラルノートがキレイに香り立つ。手首など鼻に近く、肌が露出する場所だと、まだビガラード感やウッディアンバーが鼻に付くため、ウエストより下につけるのがおすすめだと思う。
それでも、清々しい朝の光のシャワーというよりも、まるで、朝食のトーストを少し焦がしてしまったような気分を感じてしまうは私だけだろうか。
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