ディオール / ルージュ ディオール ウルトラ リキッド 口コミ

同時発売のバームの方で808カレスを購入し良かったのでこちらからも何かひとつ欲しくなりました。

オレンジ系のリップが昔から好きだし似合うのだけれど、何のリップを塗ってもピンクぽくなってしまうのでピンク寄りのマンダリンオレンジ、コーラルオレンジ、肌馴染みのよいベージュブラウン系オレンジばかりで、ピンクに転ばない渋柿のような濁りのないオレンジをずっと探し続けています。

というわけでこちらからもオレンジカラーをまずは物色。バームの方でブラウンレッドの808を買ったので違う路線にしたかったし。待ち時間の間に散々テスターを吟味して539ペタルと707ブリスをタッチアップしてもらいました。

539の方が肌馴染みがよく、パッと華やかな印象を与えつつも意外と万能カラー。
707はよりはっきりくっきり、焼きあがったばかりのレンガのような、よく熟れた甘柿のような濁りのない色。ピンクぽくならない！

より使いやすいのは539、今回も一瞬そちらを選びそうになりましたが、でも同じような色は他でも手に入るかも、すでに持っている色と案外代わり映えしないかも。そもそも使いきれないほどリップも持っているのだし、今更より使いやすそうな色なんていう選び方なら買い足す意味はないのでは？と思い直し、せっかくなら他にはない色をということで707を選択しました。

オフィス使用でも特に問題ないのですが自分の気持ちや着ているものに緊張感がないと（フォーマルかカジュアルか、ではなく）浮いてしまうので確かに毎日使えるカラーではありません(笑)が、今日は！という時のスパイスカラーとして満足。秋もいいけど冬のニットやウールのコートとも合わせるのが楽しみです。

塗り心地は、本当にフワッとムースみたいで面白い。オイル成分をホイップ状にしているとか。コスメの世界も技術革新がすごいですよね。仕上がりは、バームよりこちらの方がマット。最近流行りのセミマットな仕上がりです。カップに色移りしちゃいますが意外と唇に色残ります。汚い落ち方もしません。でも最近はどのブランドも、剥げ方の残念な製品ってそういえばない気がします。

でもバームよりは乾燥するのと、色が意外と残るのでお直しの時は気をつけないと重ね塗りすると濃くなりすぎて昼間?夕方のオフィスでは流石に（自分が）違和感感じてしまうので要注意。いや、夜の予定がない限りそもそも塗り直しがいらないのかもしれません。

よい買い物をしたと満足していますが、YSLのルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステインの時のように衝撃的な感動でつい続けて何本も買いあさってしまう、というほどのインパクトには至っていないのも事実。でも、これからの季節はYSLの瑞々しさよりもこちらのこっくり感が株を上げていくかもしれませんね。

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