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「クロエ?今さら?」そんなあなたは、このノマドの香りを知っているだろうか?
クロエのノマドは「新しいクロエ香水のアイコン」として2018年からリリースされている香水シリーズだ。女性が未知の世界へ一歩踏み出すための冒険心を呼び覚ますための香りで、「ノマド」とは決して一つの場所に留まらない「心の旅人」や「遊牧民」を意味する。現代では映画「ノマドランド」で紹介されたように、あえて家をもたずに自由な生活を送る人々を指して言うことが多い。もちろん自立した生活をきちんと営む彼らはホームレスとは異なる。
2019年に調香師クエンティン・ビシュによって作られたこの香水は、先駆けてリリースしたオードパルファムから、ややフェミニンな方向に再解釈した香りになっている。ジャンルで言えばフローラル・シプレ系、フルーティーな要素とウッディな要素を調和させた香りになっている。では、どんな香りか?
ノマドを肌にのせる。最初に感じるのは、朝日が差し込む果樹園を思わせるミラベルプラムの甘くジューシーな香り。そして冷んやり透明感のあるライチ。この2つのトップが際立っている。ここずっと流行してきたフルーティーな開幕で、比較的若い女性が好みやすいトップといった展開。そこにベルガモットやオレンジが加わり、すっきり爽やかな印象を与えている。それは新たな冒険の始まりを告げる朝日の煌めきのようだ。
5分ほどしてミドルになると、優しげなフローラルが開花してくる。フリージアとジャスミンのミックスを感じる。やはり旅立ちはフリージアなのだろうか(古過ぎ)。このミドルでは、どこまでも広がる大地で小さな花々が風に揺れているような、ゆったりした心地よさが広がり、光と風と花を感じる香りになる。
そんなミドルが1時間ほど続くと、香りは次第に薄らいでラストの香りになる。比較的変化は早い。フローラルの消失と入れ替わるようにほんのりとパチュリやモスが現れ、大地の匂いを思わせる深みが感じられてくる。ホワイトムスクやウッドの温かみも加わり、清潔感のある余韻を残して薄らいでいく。このラストは、入浴後の石鹸の香りや火照った体を風にさらしたときの少し汗ばんだ塩みなどを感じさせる。
賦香率を抑えたトワレは、日常にも特別な日にも使いやすく、その香りは自分にも周囲にもほんのりと感じられるくらいの穏やかさだ。加えて明るく透明感に満ちたフルーティーフローラルな香りは、あなた自身の心にもポジティブなエネルギーをもたらすだろう。ノマドはシリーズを通して「自由」と「洗練」を象徴する香りを主張していて、纏う者を未知の冒険へと誘うような高揚感を大切にしている。軽やかさと心地よさ、その絶妙なバランスが、日常を少しだけブラッシュアップしてくれる香りだと思う。ノマドオードトワレは、自信と自由を求めるすべての女性に寄りそう香水だ。
この香水を纏うと、砂漠の風が吹き抜ける広大な地平線や、新しい土地での出会いと発見に胸を踊らせるような旅が目に浮かぶ。旅先で感じる解放感や未知への期待感、それらがこのシンプルなクロエのアイコンバッグ「ドリュー」形状のボトルに詰めこまれている。
ノマドシリーズの旅イメージは、映画『ノマドランド』で描かれた主人公ファーンの生き様にも重なる。彼女は失った夫との思い出を胸にキャンピングカー一台で広大なアメリカ大陸をめぐる旅に出る。過酷な季節労働や孤独な夜も、大自然の息吹や新たな出会いによって彼女は前へ進む力に変えていく。ファーンが見た、どこまでも広がる夕暮れのグラデーションスカイや静寂に包まれた砂漠、その中で感じた孤独と自由。それらはノマドEDTの香りや夕暮れ色のジュースとリンクし、この香水を纏うあなたにも、同じような解放感と不思議な力強さを与えるだろう。
映画「ノマドランド」には、自分の心の示すままに旅を続け、車の中で生活し、会いたい時に会いたい人に会う、けれど馴れ合うことはしない。そんな新しい女性の生き方が描かれていた。大切なのはいつも「今、ここ、自分」。誰かの価値観に踊らされない。自分の好きな物をセレクトし、自由にこの大地を歩いていく。
ノマドはそんな現代女性の背中を力強く推す香りだ。颯爽と行け。都会の遊牧民たち。合言葉はいつも
「See you down the road」 また路上で会おう
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