【花々の香りやピンクをこの時期ならではの特別仕様に。鼓動が高まる芸術品のような佇まい。】
毎年争奪戦になるディオールのクリスマスコフレ。ミスディオール ブルーミングブーケ 30ml、ディオール アディクト リップグロウ 001ピンク、ミスディオール ハンドクリーム 20mlが専用の箱に納められています。
箱の側面は、1947年から続くディオールを象徴する伝統的な千鳥格子の柄が刻まれています。コスメだけでなく、箱も美術品のように美しく、この時期ならではの特別感が感じられます。
ブルーミングブーケは、ディオールの代表的なフレグランスのひとつ。
トップノートのベルガモットの香りが特徴的で、一瞬にして花々の香りが目の前に広がってくるような高揚感を感じることができます。華やかなピオニーやローズがメインで、ラストノートに微かに残るホワイトムスクも、華やかさのなかにふんわりと柔らかく包んでくれるような女性らしさや温かさを感じることができ、纏っていると幸せな気分になります。
同シリーズのミスディオール オードゥパルファンは、同じローズでありながら、アイリスやバニラの香りによる、甘さのある温かさを感じられるので、同じシリーズでも印象が異なってきます。
あくまでも私の主観ですが、香りの持続性の特徴も然りですが、ブルーミングブーケは、「華やかに昇華する」、オードゥ パルファンは、「優しく留まる」ような印象です。
私にとって、香りはファッションの一部で、季節や装いによって同じシリーズの香水を使い分けています。ブラックやネイビーのツイードなど、厚みのあるファッションのときは、オードゥパルファンで重さを出し、ベージュのファージレなどには、軽さのあるブルーミングブーケを合わせるなど、決して香りに精通しているわけではありませんが、自身のできる範囲で楽しんでいます。
リップグロウは、全成分の97％が自然由来のティントバーム。保湿効果の高いチェリーオイルが配合されており、乾燥の気になる秋冬も唇のうるおいを保ってくれます。柔らかくて優しげなピンクは、色付きがほんのりとしているので、口紅のベースとしても重宝します。
ハンドクリームは、ポーチに入るコンパクトなサイズなので、香水と合わせて使うと、より香りを持続させ、深みを持たせることができそうです。