クレ・ド・ポー ボーテ / プードルトランスパラント 口コミ

ル・フォンドゥタンを購入した際に勧められて買いました。

昔、リニューアル前のものを一度使ったことがあったのですが、仕上がりのマット具合があまり好きではなく、また嵩張る形状のルースパウダー自体が元々苦手だったので、あまり良いイメージはありませんでした。

今回はル・フォンドゥタン（今まで使ったクレドポーボーテのクリームファンデーションの中でダントツの美しさ）の魅力を引き立たせるために最適なパウダーはやはり同ブランドのものでは？ということで、こちらを購入しました。もちろんカウンターでもイチオシされました。

さて、リニューアルしたプードルトランスパラントは、私の記憶にあった以前のタイプより粒子が細かくサラサラ感が増したように感じました。また、よく見ると僅かにキラキラとしたラメが入っているのがわかります。ホワイトピンクの粉もとても上品できれい。
指に粉を取って肌に乗せると、細かい粒子がサーッと均一に伸びて、確かに淡いベールをかぶせたかのようにフラットで滑らかなサーフェイスを作り出してくれます。まるで芸術作品みたい。さすがクレドポーボーテですね！っていう感じです。

ただ、用心深くブラシで少量乗せる分にはナチュラルさを損なうことはないのですが、パフでバフバフはたいてしまうと、白くなり過ぎてしまうし、マット寄りになります。せっかくのル・フォンドゥタンのツヤを損なうことなく塗るのにはちょっと注意が必要・・。パウダーはかなり少量でいいと思います。

このパウダー自体は大変優秀だと思うのですが、普通にパフで使うとどちらかというと「しっかりお化粧しました顔」になるかなと思います。マットまではいかないにしてもツヤではないですね。セミマットくらい。
塗り方にもよりますが、ル・フォンドゥタンに合わせることに特化して評価するとすればイマイチかな。星３つくらい。
ただ、もちろんクレドポーボーテの他のファンデーションにはバッチリ合うのでしょうし、ル・フォンドゥタンの仕上がりに物足りなさを感じていて、もう少しカバー力が欲しいという方がいらした場合こちらをプラスするとちょうどよいかもしれませんね。
パウダーの質自体は星５〜６くらいかもしれないけれど、ル・フォンドゥタンとの相性や他の優秀パウダーとの比較という観点からすると３くらいなので、差し引きで星４にしました。

私が普段よく使っているパウダーは、エレガンスのラ プードルオートニュアンスリクスィーズです。
上の方に書いたプードルトランスパラントの良い点は、エレガンスのラ プードルにもしっかり備わっていて、しかもその上透明感や明度がアップする点、またプレストで使いやすい形状という点を含めると、私個人の見解としてはエレガンスの方が上なんですよね。
エレガンスの粉は汗に強いという評判のためか、冬に乾燥するというイメージを持たれがちですが、私はとくに乾燥は感じず、逆に保湿力の高いといわれるこちらクレドポーボーテのプードルトランスパラントの方が微妙に肌に突っ張り感を感じました。無論塗り方も左右するでしょうし、肌に合う合わないがあると思うので、こればかりは使う人によって違うとは思いますが。
エレガンスはこれからもリピートし続けるけれど、こちらのリピートはないかなと思います。
また、今回もう一点エクシアのスーペリアヴェールEXという高額なパウダーも購入してみたのですが、こちらはクレドポーボーテよりさらにお高いだけあってか、粉質がかなり細かくフワフワと舞うような感じでルフォンドゥタンに重ねても重さや粉っぽさがなく、保湿力も高いと実感できました。ただ、お値段が張りますし苦手なルースパウダーでもありますし、やっぱりリピートはしないかなと思いました。化粧品選びって難しいですね。

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