クレ・ド・ポー ボーテ / プードルトランスパラント 口コミ

年中乾燥肌の私にとっては、崩れにくさはかなりのものだと思います。

ただ、超が付く乾燥肌の私にとっては、かなりマットに仕上がってしまいます。
ツヤが消され過ぎるため肌が活き活きとしては見えません。
THREEの練り状ハイライトを付けても、こちらのパウダーを上から重ねるとツヤが…殆ど分からなくなってしまいます。

ただ、ゲランのルースパウダーが一番明るいものでも濃過ぎたり汚く暗くくすんでしまう私には、
暗くならないこの薄?い赤みの無いほんのりとしたクールピンクな色味は大好きです。
こちら単体では黄ぐすみせず(他のアイテムの黄ぐすみを抑えられるほどではありませんが)、ある程度の明るさをキープしてくれます。
マリークワントの携帯用シフターに少しだけいれて携帯用にもしています。

もう少し期待したかったところは、目元周りはやはりシワっぽく乾燥してしまうこと。
肌内部はつっぱりませんが、見た目が粉っぽくなり小ジワが見えてきてしまいます。

又、粒子が細かいので、付ける時には粉が舞ってあちこちに付きやすいですが、本当に粒子が細かいのでそれは仕方のないことだと思います。
それでいて嫌な毛穴詰まりを感じないのが素晴らしい、さすがクレドだと感じました。
粉が舞ってしまう問題は、決して使い易くは無く面倒ですが、少しずつ使いながら慣れていけば上手く使えるようになってきました。

カネボウのミラコレと比較しますと、やはりプレストかルースかで大きく異なる使用感と潤い感の差が挙げられます。
ルースはやはり、時間がない時でも綺麗につきます。プレストは、事前にしっかりとパフに揉み込まないとムラにドサっと付いてしまいますので。
潤いはミラコレよりもこちらの方があると思います。ただ、崩れにくさは私の肌ではあまり変わらなかったです。
色味も、クレドは薄ピンクだとはいってもそこまで色が付いているわけではないので、ミラコレもこちらも同じくらいに明るくなるかなと思います。
ツヤはミラコレの方が出てくるような？
ただ、クレドの方がツヤが出ないように感じるのは、潤いがある分余計な皮脂が出ないからというのもあると思います。
私はミラコレだと乾燥して皮脂が出て、ツヤっとしてきます。が、肌の内部は乾燥します。
クレドは時間が経ってもずっとマットに感じますが、沢山付け過ぎない限りは肌の内側の突っ張りを感じません。
ですので私の場合は、粉の中にもう少しキラキラ感が欲しかったです。下地でパール感を足していますが、それでも仕上げにこちらを付けるとツヤが消えてしまいますので、それがクレドの残念な点です。


私が知る中でもっともっと潤いを感じたのは、
ディオールのカプチュールのパウダーやゲランです(10年ほど前のルナソルのマイクロフィニッシュパウダーのトランスルーセントも良かったです)。
ただ、カプチュールの様に潤いが強いと、スキンケアも下地もファンデも潤いたっぷりの私には崩れますので、
崩れにくさと潤いのバランスで考えますと、クレドの方が全顔これ一つでいけるのかなと思います。
又、ゲランは粒子の細かさも潤い感も最高でしたが、とにかく色がドス黒くてくすみますので…

まとめますと、
良い点
・ノリが良い
(ボサボサっと汚く付かない粒子の細かさ)

・潤いがある方

・色味がくすまない、明るく綺麗に見える、写真映えする明るさ

・強過ぎずとても優雅な香り

・本当に崩れにくい



いまいちな点
・やはり乾燥はする、シワっぽくはなる

・ツヤの欲しい世代の乾燥肌の人にはちょっとマット過ぎるかなぁと

・ケース代が高い 笑

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