メディア / クリームファンデーション 口コミ

クレドのフリュイドでクリームファンデの魅力に取り憑かれ、お値段1/10以下のコチラも試してみたくなりました。我ながら「比較対象がクレドなんて意地悪にも程がある！」と思いますが、結構いい勝負だったのでクチコミします。お色はクレドOC20とメディアOC-D1。

テクスチャはクレドが「ザ・クリーム！」なのに対し、メディアはもっと水っぽい。リキッドといっても語弊がないくらいのみずみずしさ。適量を指でペタペタ付けてみると、クレドはのばすためにスポンジが必要ですが、メディアは指先にひっかかりを感じず、そのままスルスル〜といけそうです。いわゆる男塗りでも大丈夫。この適当さというか、扱いやすさはメディアのほうが楽でいいなぁと思いました。クレドは塗り方にちょっとコツが必要で、スポンジで毛穴に押し込むように塗らないと、上に重ねるお粉がキレイに付かない。というか、私の場合、毛穴カバー的な下地が必須なんですよね。対してメディアは安価な日焼け止め程度の下地でもピタっとフィット。コスメとしてのプライドはないけど、相性選ばず、なんでもどんと来い！という姿勢が頼もしい。

当たり前ですが、カバー力はクレドのほうが高く、メディアはクリームファンデのわりに薄付きです。そのぶん、透明感が出て仕上がりは自然。メディアは自然光との相性が良く、日差しの下で鏡を見たときのお肌が歳相応の素肌っぽくていいなと思いました（ちょっと黄みが強すぎてオバさん臭い気もしますが。決してお洒落肌ではない）。対してクレドが本領発揮するのは夕方から夜の弱い灯りの下。肌の内側からブワーンと発光するような強力なパワーあり。この辺りは両者の目指す方向性に大きな違いを感じます。

さらに違いを感じたのは時間経過した夕方。メデイアは毛穴落ちしてなくなってしまう感じですが、クレドはあまり変化せず。これがお値段の差かなぁ…と。かといって特筆するほど汚い落ち方はしないし、ティッシュオフしたあとのお直しも例によって簡単で、お肌のお疲れ感や目元の乾燥も特に感じなかったし、まあ、細かいことを言い出すとキリがないんですが、普段使いならメディアで充分じゃないかと思いました。個人的にも日常使いにクレドは生活感がなさすぎるというか、お化粧しました感が強すぎる。もう少し素肌っぽさや作りこんでいないカジュアルな親しみやすさを感じる肌のほうが私には分相応と思っているので。生活スタイルやシーンによって両方を上手く使い分けたいと思っています。

パウダーが厳しくなってきたミドルエイジ以上の方には特にオススメしたいです。いきなり現品を買うのはちょっと…というクリームファンデ初心者の方でも、プチプラなら惜しくないので一度お試ししてみませんか。

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