
メイクレッスン専門店「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、ベースメイクを崩れにくくするスキンケア方法とメイク方法を教えていただきました。動画によるコントロールカラーとフェイスパウダーの使い方の解説も。

よくある化粧崩れの悩みと原因
「時間が経つと汚く崩れる」
「化粧ノリが悪い。粉をふく」
「オイリー肌でテカる」

チェック!やりがちポイント
スキンケアがうまくできていない場合が多い

店頭でお客様を見ていると、化粧崩れにお悩みの方はスキンケアの段階でうまくできていない場合が圧倒的に多いです。自分の肌質を見極めて、自分にあったアイテムを選び、スキンケアで土台を整えてからメイクを始めましょう。
「乾燥肌だから」「良いと聞いたから」という理由で、油分や増粘剤の多いスキンケアをメイク前に使っている方をよく見かけます。
逆に、テカリや化粧崩れが脂性肌のせいだと思っている方も多いですが、勘違いの場合が多いです。自分の肌質を勘違いしたまま「皮脂崩れしにくい」アイテムを選ぶと、かえって状態を悪化させてしまいます。
また、スキンケアが肌になじむ前にベースメイクを始めてしまうと、肌への密着度が悪くなり崩れに繋がります。
自分の肌質をチェック!肌質にあわせたアイテムを選ぶ
まずは自分の肌質を見極めましょう。
普通肌

乾燥肌

脂性肌

スキンケアを控えめにしても、頬や額までテカりやすい。
化粧崩れを防ぐスキンケアのコツ
角質ケア
十分な量の化粧水を使う

油分は使用量に注意する
ハンドプレスでしっかりなじませる
手と肌が吸い付くようになるくらいまで、ハンドプレスでなじませます。ぬるぬるしない状態になればOKです。肌表面に水分や油分が残っている状態でベースメイクを始めると崩れやすくなります。
崩れにくいベースメイクのコツ
コントロールカラーを使う

ピンク+ゴールドシルバー

オレンジ+ゴールドシルバー
スポンジでなじませる

コントロールカラーの使い方を動画で解説
「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、コントロールカラーの使い方を実際に見せていただきました。動画はフェイスラインの色ムラが気になる場合の例です。
コントロールカラーの使い方
パウダーで仕上げる
「MAMEW(マミュ)」では、まずティッシュにルースパウダーを出します。

少しずつブラシに取ってなじませてから肌にのせ、ブラシにパウダーがなくなったら再度なじませます。少しずつ継ぎ足しながら、全顔カバーできるまで繰り返します。プレストパウダーを使う場合も同様に、ブラシにまんべんなくなじませてから肌にのせます。

これくらいになるまでパウダーをブラシになじませます。

しっかりなじませずにのせると、粉っぽい仕上がりになってしまいます。
肌に触れるか触れないかくらいのやさしいタッチで、ササッとまんべんなくのせます。ムラにならないように、顔全体に薄くのせるのがポイントです。
フェイスパウダーの使い方を動画で解説
「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、フェイスパウダーの使い方を実際に見せていただきました。
フェイスパウダーの使い方
ファンデーションを使う場合のポイント
肌質にあった化粧下地を使う
ファンデーションの使用量に注意
顔全体に均一にのせるのではなく、目の下の三角ゾーンを中心にのせます。厚塗りにならないよう、一気にのせずに少しずつのせていきます。
ヨレやすい箇所にはスポンジやブラシを使う
目元や小鼻などの細かい部分までなじませきれていないと、崩れやすくなります。スポンジなどで抑えてしっかりと密着させます。
フェイスパウダーで抑える
使ったアイテム
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取材協力

経験豊富な講師を独り占めしてメイクスキルを学べる、老舗のメイクレッスン専門店。お顔の分析手法の一つとして、2007年よりパーソナルカラー診断を取り入れている。メイクのプロが診断するので、似合う色やアイテムがわかるだけでなく、実際のメイクで実感できる垢抜け体験が魅力。東京・原宿にある@cosmeの旗艦店「@cosme TOKYO」1階のほか、新宿と銀座に店舗を展開。
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(アットコスメ編集部)
公開:2024/1/19
最終更新:2024/6/13
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