ベースメイク崩れを防ぐ!メイク講師に聞く、スキンケア&メイクのコツ

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ベースメイク崩れを防ぐ!メイク講師に聞く、スキンケア&メイクのコツ
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メイクレッスン専門店「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、ベースメイクを崩れにくくするスキンケア方法とメイク方法を教えていただきました。動画によるコントロールカラーフェイスパウダーの使い方の解説も。

よくある化粧崩れの悩みと原因

「時間が経つと汚く崩れる」
「化粧ノリが悪い。粉をふく」
「オイリー肌でテカる」

【原因】
・メイク前のスキンケアで肌が十分に整っていない
・肌質にあったベースメイクアイテムを選べていない
・アイテムをうまく使いこなせていない

チェック!やりがちポイント

☑ 乾燥していると思って、メイク前に油分の多いスキンケアを使っている

乾燥肌なのに皮脂抑制タイプの崩れ防止下地を使っている

スキンケアをきちんと肌になじませていない

ファンデーションの量が多い

フェイスパウダーを使っていない

スキンケアがうまくできていない場合が多い

店頭でお客様を見ていると、化粧崩れにお悩みの方はスキンケアの段階でうまくできていない場合が圧倒的に多いです。自分の肌質を見極めて、自分にあったアイテムを選び、スキンケアで土台を整えてからメイクを始めましょう。

乾燥肌だから」「良いと聞いたから」という理由で、油分や増粘剤の多いスキンケアをメイク前に使っている方をよく見かけます。

逆に、テカリや化粧崩れが脂性肌のせいだと思っている方も多いですが、勘違いの場合が多いです。自分の肌質を勘違いしたまま「皮脂崩れしにくい」アイテムを選ぶと、かえって状態を悪化させてしまいます。

また、スキンケアが肌になじむ前にベースメイクを始めてしまうと、肌への密着度が悪くなり崩れに繋がります。

自分の肌質をチェック!肌質にあわせたアイテムを選ぶ

まずは自分の肌質を見極めましょう。

普通肌

鼻のみがテカる場合、ほとんどが普通肌と考えてOK。自分を混合肌だと思っている方も多いですが、実際には少なく、普通肌であることが多いです。

乾燥肌

頬などが乾燥してごわごわしやすい。または毛穴が開いている。乾燥が原因で皮脂が分泌され、鼻周りがテカることも。

乾燥によってテカリが出る場合は保湿が大切です。皮脂抑制タイプの化粧下地を選ぶのではなく、テカりやすい部分までしっかりと水分補給をしましょう。

脂性肌

スキンケアを控えめにしても、頬や額までテカりやすい。

化粧崩れを防ぐスキンケアのコツ

角質ケア

化粧ノリをよくするためには、角質ケアが大切です。やりすぎにならないように、アイテムごとの使用方法や頻度を守りましょう。

「MAMEW(マミュ)」の『マンナンスポンジ』はグルコマンナン100%の朝専用スポンジ。水を含ませて、マッサージするように使います。弱アルカリ性で角質をやさしくケアします。

マンナンスポンジ

MAMEW(マミュ)

税込価格 3,740円
発売日 2008/4/1

十分な量の化粧水を使う

乾燥を感じやすいという方は、化粧水の使用量が足りていない場合が多いです。うるおいを補うためには、油分ではなく水分が大切。まずは水分をたっぷりと与えましょう。

メーカーの推奨量(500円硬貨大など)を使います。化粧水は毎日使って1〜1.5か月で使いきる量であることが多いですが、何か月もなくならないという場合は使用量が足りていない可能性大。多めに出すと手のひらからこぼれてしまう場合は、適量を出して重ね付けしましょう。肌がもちっとした感触になればOKです。

油分は使用量に注意する

うるおいは基本的に化粧水で補給します。油分は崩れの原因になるので、とくに普通肌脂性肌の方は、油分の多いスキンケアを使いすぎないようにしましょう。

ハンドプレスでしっかりなじませる

手と肌が吸い付くようになるくらいまで、ハンドプレスでなじませます。ぬるぬるしない状態になればOKです。肌表面に水分や油分が残っている状態でベースメイクを始めると崩れやすくなります。

崩れにくいベースメイクのコツ

コントロールカラーを使う

スポンジを使ってなじませる

フェイスパウダーを薄くムラなくつける

「MAMEW(マミュ)」ではどの年代の方でも、ファンデーションを使わずにコントロールカラーで仕上げることが多いです。コントロールカラーで色ムラを補正すると、ファンデーションを使わなくても素肌がきれいな印象に仕上がります。また、ファンデーションを使わないことで薄づきになり崩れにくくなります。

コントロールカラーを使う

肌色に合わせてオレンジ系やピンク系のコントロールカラーを選びます。「MAMEW(マミュ)」ではお客様の肌を見つつ、パール入りのものと混ぜて使います。

ピンク+ゴールドシルバー

オレンジ+ゴールドシルバー

スポンジでなじませる

コントロールカラーを、肌が透けるくらいの量のせます。最初からたくさんのせずに、足りない場合は少しずつ重ねます。

目の下の三角ゾーンや、赤み・色ムラが気になるカバーしたい箇所を中心に、指と乾いたスポンジを使ってなじませます。

カバーする必要のない箇所まで広げなくてOK。必要がないのに顔の側面まで広げすぎると、のっぺりとした印象になることもあります。

コントロールカラーの使い方を動画で解説

「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、コントロールカラーの使い方を実際に見せていただきました。動画はフェイスラインの色ムラが気になる場合の例です。

コントロールカラーの使い方

パウダーで仕上げる

「MAMEW(マミュ)」では、まずティッシュにルースパウダーを出します。

少しずつブラシに取ってなじませてから肌にのせ、ブラシにパウダーがなくなったら再度なじませます。少しずつ継ぎ足しながら、全顔カバーできるまで繰り返します。プレストパウダーを使う場合も同様に、ブラシにまんべんなくなじませてから肌にのせます。

これくらいになるまでパウダーをブラシになじませます。

しっかりなじませずにのせると、粉っぽい仕上がりになってしまいます。

肌に触れるか触れないかくらいのやさしいタッチで、ササッとまんべんなくのせます。ムラにならないように、顔全体に薄くのせるのがポイントです。

フェイスパウダーの使い方を動画で解説

「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に、フェイスパウダーの使い方を実際に見せていただきました。

フェイスパウダーの使い方

ファンデーションを使う場合のポイント

肌質にあった化粧下地を使う

化粧下地を使ってファンデーションの密着度を高めます。自分の肌質に合った化粧下地を選びましょう。崩れやすいからといって皮脂抑制タイプのアイテムを使うのではなく、崩れの原因が皮脂によるものか、乾燥によるものか、乾燥からくる皮脂によるものか、明らかにすることが大切です。

ファンデーションの使用量に注意

顔全体に均一にのせるのではなく、目の下の三角ゾーンを中心にのせます。厚塗りにならないよう、一気にのせずに少しずつのせていきます。

ヨレやすい箇所にはスポンジやブラシを使う

目元や小鼻などの細かい部分までなじませきれていないと、崩れやすくなります。スポンジなどで抑えてしっかりと密着させます。

フェイスパウダーで抑える

ファンデーションの後、フェイスパウダーを薄くムラなくのせます。

使ったアイテム

コントロールリキッド

MAMEW(マミュ)

容量・税込価格 25ml・3,300円

ダイヤスポンジ

MAMEW(マミュ)

容量・税込価格 2個・660円

熊野筆 フェースブラシ

MAMEW(マミュ)

税込価格 17,600円

フェースパウダー

MAMEW(マミュ)

容量・税込価格 20g・3,300円

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取材協力

パーソナルメイクアップサロン MAMEW(マミュ)

経験豊富な講師を独り占めしてメイクスキルを学べる、老舗のメイクレッスン専門店。お顔の分析手法の一つとして、2007年よりパーソナルカラー診断を取り入れている。メイクのプロが診断するので、似合う色やアイテムがわかるだけでなく、実際のメイクで実感できる垢抜け体験が魅力。東京・原宿にある@cosmeの旗艦店「@cosme TOKYO」1階のほか、新宿と銀座に店舗を展開。

「MAMEW(マミュ)」店舗一覧>>

(アットコスメ編集部)

公開:2024/1/19
最終更新:2024/6/13

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