M・A・C / リップスティック 口コミ

　色味が豊富で、選ぶのが楽しいです。頻繁に新作コレクションが発表されるので、ウェブサイトを見ているだけでもわくわくしますよね。
　このリップスティックは仕上がりによっていくつかのタイプがあり、私が持っているのは、マット、サテン、クリームシーンのみです。
　ただ、私が持っている色味だけかわかりませんが、マット・サテンはにおいがよくないです。工業用オイルのような臭いがベースにあり、微かにバニラが香ります。色味は好きなんですがね。また、ものにもよりますが少し乾燥しますのでリップクリームたっぷり塗るなどの対策が必要です。
　クリームシーンは大丈夫、普通にバニラのにおいです。

　以下、持っている色味について個別にレビューします。すべて店頭及び公式ウェブサイトからの購入。参考までに当方、地黒イエベで顔立ちは濃い目の男っぽい雰囲気ですので、キュートな印象はまったく似合わないタイプです。

＜サテン＞
・デル・リオ（★★★★★）は温かみのあるプラムブラウン。公式では「きれいになじむシックなプラムブラウン」と説明されています。しっかり発色します。マットと比べてみると若干ツヤ感あるかな？程度。
　2016夏に、バイブトライブという民族調テーマのコレクションが発表されたのですが、その際に出た限定色の「ホットチョコレート」というリップが欲しくて店舗に駆け込むも完売（涙）。仕方なく、ＢＡさんに「似た色ください」とお願いし、選んでもらったのがこちらです。ホットチョコレートよりもプラムが少なくて、ブラウンリップとして秋冬にかなり使える色でした。

＜マット＞
・パーシステンス（★★★）は温かみのあるブラウン寄りのベージュ。公式では「ピーチーシナモン」。塗った感のあるベージュリップが欲しくて購入しました。発色いいです。自分の唇の色に近く、メイクが面倒な時に何も考えずに塗れるのは便利です。

・ビバ・グラムスリー（★★★★）は温かみのあるブラウンプラム。公式では「落ち着いた印象のブラウンがかったプラム」。デル・リオとかなり似た色味です。正直、デル・リオとビバ・グラムスリー、両方はいらなかったかな。ただ、こちらのほうがプラムが強く、より"Vampy"な印象に仕上がります。なので普段使いはデル・リオのほうがしやすかったですね。前述した「ホットチョコレート」にもこちらのほうが色味は似ているように思います。
　また、ビバ・グラムシリーズはＨＩＶの方の支援になりますので、気になるものがあれば積極的に購入しようかと思う次第です。

・アンティークベルベット（★★★★★★）は温かみと深みのあるレッドブラウン。公式では「インテンスブラウン」。かなり暗く濃いレッド味のあるブラウンで、チョコレートのよう。発色いいです。これぞまさに"Vampy"な色ですが、使い方によっては普段にも大丈夫。この秋冬かなり使えました！こういう濃い色は一見使いにくそうですが、存外いろいろな使い方ができて楽しいですね。直塗りして唇を際立たせるのもよし、リップブラシで薄く塗ればオフィスでも大丈夫でした。シアーなベージュリップをベースに塗り、唇上下の内側にのみぐりぐりと直塗りして、指で輪郭をなぞってぼかすとグラデーションリップになります。これが一番お気に入りで、スモーキーアイと合わせれば、かなりかっこいいメイクが楽しめます。
　においは仕方がないものとして、それを補って余りある使い良さ。私は大好きです。

＜クリームシーン＞
・サイゴンサマー（★★★★★★）は黄色味の強いオレンジ。公式では「オレンジ」。えらくシンプルな説明ですが、黄色味の強いオレンジが欲しくてＢＡさんに相談したところ、「ＭＡＣではこちらが一番黄色いオレンジです」と出していただきました。少しネオンっぽいオレンジで、プルンとした仕上がり。私は地黒イエベなのですが、これを付けると良い意味で唇が浮いて、肌の色が均一にオリーブがかった日焼け肌に見え、自分で言うのもなんですがホットな印象になります。同マックのパテントポリッシュリップペンシルの「ティーンドリーム（これも大好き）」に仕上がりが似ていますが、こちらのほうが黄色味があります。

・ニッポン（★★）はコーラルピンク。公式では「ミッドトーンコーラルピンク※日本インスパイア色」。似合うピンクを探して、コーラルピンクならいけるのではと思い購入。結果、似合いませんでした。こちらは確かに温かみを感じる上品なコーラルピンクなのですが、なぜか唇に塗ると冴えた印象を感じます。おそらくは、シルバーがかった微細なパール？が入っている影響かと。ブルべさんもしくはイエベ色白の方であれば誰でも幅広く似合うのではないかと思います。

以上です。

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