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クチコミ
自然派っぽいけど普通にケミ系のロクシタン。
あまり使ったことなくて、頂き物のハンドクリームやらボディミルクをしばらく前にちょっと使った程度だったのですが、ここへ来て有名なこちらの商品を使ってみたくなりました。
と言うのも陽射しの強い日が多くなってきて、そろそろ冬物化粧品から春夏物に衣替えしなきゃ、と思っておりまして。
自分の中で「春夏物」と位置づけしてる化粧品というのは、ズバリ光毒性が低くてシミの原因になりにくい物。
植物エキスやら精油やら天然香料がなるべく含まれていない、もしくは含まれていても光毒の可能性が無い物。
こちらはその点、全成分がシア脂のみですので安心、春夏対応と思いました。
又、今まで色々とシア脂配合の化粧品は使ったことありましたが、純粋にシアバターのみの物って初めてで、以前から興味はありました。
なので今回一番小さい容器の945円の物からトライ。
「バター」と呼ばれジャーに入っているだけあって、手触りは結構固め。
手のひらで溶けてくれるのかと思いきや、ヌトーっと伸びる程度で、そこまでニュルニュルにはなってくれない感じ。
意外と弾力があり柔らかいのですが、全顔に均一に伸ばすのは若干困難^^;
他のミルクやクリーム等と混ぜようと試みるも、あんまり混ざってくれないので断念。
と言うわけで使い心地はまあまあなんですが、私のお肌には合っていたようで、これを使った次の日はプルっ♪としてます。
使う量は耳かき2杯分程度。
手のひらで溶かして(と言うか「伸ばして」)から、顔にぬりぬり。
頬や目元は多めに、額や鼻など脂っぽい部分は、他の部分のヌリヌリ後に手のひらに残った分をピトンピトンとつけていきます。
とても少ない量でも、結構ベトベト感はありますが、次の日の朝はお肌にプリっと弾力が出て、乾燥毛穴も引き締まってます。
全成分は既述の通り、シア脂100%。
毒性は■0。
シア脂の脂肪酸の組成は:
ステアリン酸−44〜45%
オレイン酸−43〜44%
リノール酸−6%
パルミチン酸−3.5%
アラキジン酸−1.5%
ということなので、ほぼステアリン酸とオレイン酸が約半々ずつで占められています。
私はオレイン酸が多すぎるオイルだと吹き出物が出来てしまい、オレイン酸が少ないオイルだと逆に乾燥して乾燥ニキビが出来てしまうので、シアバターのこの組成はちょうどいいバランスが取れているのかもしれないと思いました。
ちなみにオリーブ油はオレイン酸が80%近くある為、連続使用すると私はよく吹き出物になってました。
又、ホホボ油は逆にエイコセン酸という脂肪酸が80%で、オレイン酸が10〜15%程のみの為、単独使用して肌がガッサガサになってしまった事があります。
それに比べてこちらはオレイン酸が44%程度なので、多すぎず少なすぎず、私の肌にピッタリ合っている感じがしています。
もちろん、上記のようにごく微量の使用が基本で、付け過ぎてしまうとやはり油分ですから肌荒れの原因にはなりますが。
あと脂肪酸組成の合う・合わないはそれぞれ個人の肌質によって違いますのでご参考までに。
シアバターには紫外線からお肌を守る効果もあるということなので、夏場には最適ですね。
アフリカの子供達も使う物なので、小さいお子様にも安心して使えると思います。
こちらは真っ白で精製されている物ですが、未精製のシアバターというのもいつか使ってみたいと思ってます(ロクシタンでは取り扱い無いと思うけど。)
評価に関しては伸ばしにくさで★−1しましたが、それでも★5の高評価です。
コスト的に、ロクシタンさんだからと言っても特に高すぎるという感じはなく、大体シアバター100%商品の相場相応だと思います。
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