アディクション / チーク スティック 口コミ

■03_African Sunset

クリームチークは、ボビイやナーズで使いはじめましたが
ねっとりとした粘度が扱いにくく、肌にのせてもぺたぺたするのが苦手で
あまり惹かれずに開拓しなかったのですが、
2009年夏に発売されたYSL『クリームブラッシュ』で、
ライトな質感、発色の良さ、調節のしやすさが素晴らしく、
この5月に発売された色も含め全6色購入しているほどの惚れ込みようです。

そういうわけで、一気にクリームチークへの印象がかわり
メイクアイテム（今のところグロス、ネイルカラー）でも気に入っている
アディクションからクリームチークの発売はとても期待し、
今回選んだのは『03_African Sunset』です。
YSLのものと比較しながらコメントします。

色は、ネーミングから深み/熱さを想像し
「テラコッタっぽいオレンジ」なのかなと思いましたが
実際はミルキーさがあるマイルドなオレンジで、ゴールドパール入り。
肌ののせると、気持ち赤味のあるピンクのニュアンスがあるオレンジになり
・チークは淡い色が好き
・アイメイクに重点をおくのでほんのりした発色にしたい
という場合にはとてもオススメです。

柔らかな色味で季節を問わないナチュラルベーシックなオレンジ系。
ゴールドパールはシマータイプ。
色味の上に微粒のゴールドがチラチラと輝き、
面でキラキラというタイプではありません。
「パールが入っていると毛穴が目立つから苦手」
という方（私もですが）でも、ためらわず使えるテクスチャーと思います。

使いやすさについては、
まだ使い始めでいろんな下地／ファンデーションとの相性が分かりませんが
・SK-IIの下地（サインズ コントロール ベース）に、
・シュウウエムラのファンデーション（イルミネイティング フルイド）
と合わせていますが、下地のよれ、馴染みが悪いということは感じません。
YSLと比較すると、それほどのびは良くなく、
のばした後の肌の質感についてはしっとりめです。

持ちについては、YSLよりも若干いいような気がします。
乾燥もしにくいので、乾燥肌の方なら冬場でも安心して使えるかもしれません。

口紅・アイシャドウとしても使えるようですが、
口紅として使う場合、頬よりも強く発色、ゴールドパールがしっかりでます。
乾燥するのでグロスと合わせた方がいいようです。
個人的には、部分的にハイライトとして唇にのせるのが好きです。
アイシャドウとしては、まだ使っていませんが
この色よりも他の色（ハイライト系）で試してみたい気分です。

香りはとくに感じません。
注意深く嗅ぎ取ろうとすれば原料の匂いが分かりますが
過剰に敏感でなければ、ほぼ無臭として使える範囲です。

パッケージは、艶のあるプラスチック製で四角柱。
キャップ部分は黒、ボディ部分は赤紫で、1側面にロゴが彫られています。
キャップを取ると筒部分は黒、そこに小さくグレイでロゴ。
プラスチックなのでおもちゃっぽさはあるものの、
カラーリングのためか、それほど安っぽさは感じません。
アディクションというブランドイメージが表現されているデザイン。
一般的な口紅サイズなので持ち運びにも便利です。

価格についてはYSLが￥5,670-[5.5g]、
一方アディクションは￥2,980-[3.8g]と買いやすい価格で、
展開が定番色となっているのでゆっくりと集めていくことができます。
次回は“Rose Bar”あたりを買おうと予定しています。

phの肌にのせたものは、
左のパールがほんのり輝いているものがアディクション#3、
右がYSLの#4/Audacious Orangeです。


■サイズ：約w21×d21×h70mm[3.8g] 日本製。
2011_5/30

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