劣化した化粧品、ちゃんと処分してる?
「いつかまた使うかも」「まだたくさん残ってるからもったいない」などと言って、劣化した化粧品を使っている人は要注意。化粧品にも“消費期限”があるということを知っていますか?そこで今回は、化粧品ごとに劣化しているかどうかの見極め方をまとめてみました。
肌に浸透させる化粧水や美容液の処分のタイミング
化粧水や美容液といったスキンケア化粧品の消費期限は、メーカーや種類にもよりますが、開封後1シーズン~半年ぐらいで使い切ることが理想とされています。夏などは、変色や異臭、濁りなどがないか劣化のチェックをし、異常があった場合はすぐに使用をやめましょう。使うか迷う時は、二の腕の内側でパッチテストをして肌の状態を確認して判断してくださいね。
土台となるファンデーションの劣化のサインとは
ファンデーションは、開封後約半年ほどで使い切るのが理想的。メイクの際に、状態をよく見て異常がないかを常に確認するようにしましょう。パウダーファンデーションの場合、表面が皮脂で固まっていたら劣化のサイン。リキッドファンデーションは、分離していたり悪臭があったら使用をやめるようにしましょう。
持ちの良いアイシャドウやチークにも気をつけたい点が
アイシャドウやチークなどの化粧品は、減りがとても遅く、ついつい長期保管してしまいがちですよね。しかし、劣化してしまうと発色が悪くなったり、ラメやパールの輝きまでも落ちてしまいます。粉のものだったら、1~2年、練り状のものは、1年ほどで使い切り、使い切れない場合は処分をしましょう。
リップや口紅、グロスは直接唇に触れるものだから注意
リップや口紅、グロスなどの化粧品は直接唇に触れるため、しっかり劣化のタイミングを見極め処分することが大切です。通常であれば消費期限は約1年ですが、食べ物や唾液がついて殺菌が繁殖してしまうと、劣化が早まってしまいます。変色や異臭がする場合は、速やかに処分しましょう。
長期間使いまわしがちな香水にも期限のあるものが!
少しずつしか使用しない香水は、使い切れないまま長期間経過していたということも少なくはありません。香水も、化粧品と同様1年ほどで劣化してしまいます。ただし、5年や10年と香水が使用できるケースもありますので、自分の目と鼻で状態を確認して、異常があった場合は使用を中止しましょう。
いかがでしたか?今回は、劣化した化粧品の消費期限と期限内でも注意したい点をご紹介しました。劣化した化粧品は肌には良くないものですので、もったいぶらずに処分する勇気を手に入れましょう!自分の肌は自分で守ることが大切です。