発芽玄米ってどんな玄米のこと?
白米に比べて栄養価が高い発芽玄米
体によい栄養素を含むことで人気の玄米。もみ殻だけを取り除いたものが玄米ですが、さらにそれを少し発芽させ、玄米より栄養価が上がったものが発芽玄米です。お米の栄養は主にぬかと胚芽部分にあるので、白米にしてしまうとこの栄養がほとんど失われてしまいます。発芽のために食べやすく変化し、味もよい状態になっている発芽玄米を、食卓に上らせてみませんか?
玄米よりも断然扱いやすく、食べやすい
発芽することでおいしさもアップ
玄米というと白米より固くて、冷めるとぽろぽろして食べにくいと思っている人も多いかもしれません。実際玄米は白米に比べて消化しにくいのですが、発芽玄米はぬか部分が柔らかく変化して食べやすくなるのです。また発芽のため糖質とタンパク質が分解されて、甘みと旨みが増しておいしく変化。しかも白米と同じように炊くことができるので、手間がかかりません。
発芽玄米はダイエットにぴったり
すぐ満腹になる発芽玄米はダイエット向き
発芽玄米は腹持ちが白米よりよいので、少量でも満腹感を得られます。つまり炭水化物であるお米の食べ過ぎを防ぎ、話題の糖質ダイエットにもなるのです。糖の吸収も抑制するので、脂肪が燃えやすくなるメリットも。また玄米同様食物繊維が豊富なので、腸内環境がよくなって便秘が解消されサイズダウンしたり、代謝がよくなって痩せ体質になるチャンスも。
発芽玄米に含まれる「ギャバ」とは
ギャバが神経を鎮めてくれます
発芽玄米に含まれるギャバという栄養素について、耳にしたことはあるでしょうか? ギャバとはガンマ-アミノ酪酸のことで、哺乳動物の脳や脊髄で神経伝達物質として働くアミノ酸です。脳の血流を活発にしたり脳細胞の代謝を高めたりすることで、神経を鎮めて血圧を下げ、中性脂肪の数値も下げるのです。つまりダイエットにも無関係ではないので、発芽玄米の効果の一つとして覚えておきたいもの。
こうして痩せる、発芽玄米ダイエット
白米から置き換えるだけ
発芽玄米でダイエットする方法ですが、1日の食事のうち1~2回を白米から発芽玄米に置き換えるだけ。玄米食に慣れない人は、最初のうちは白米と混ぜて炊いてもOKです。また食べ方も重要で、血糖値を急に上げないために発芽玄米は野菜や魚・肉のあとに食べるのがポイント。また少ない量で満足感を得るために、噛む回数を増やしましょう。
発芽玄米をおいしく炊くには
せっかくだからおいしく食べたい!
白米と同じように炊けるので扱いやすい発芽玄米ですが、おいしく食べるにはいくつかのコツを守りたいもの。まず栄養価と味を損なわないためにも、発芽米は研がないこと。形状はウェットタイプとドライタイプがあり、前者の場合は開封したら3日以内には使いきるようにしましょう。
かに穴しっかり出来たわ!発芽玄米土鍋炊き!さてごはんにしますかね #土鍋炊き #発芽玄米 pic.twitter.com/wDWMACUlHg
— ペココ (@pekoko7) January 21, 2016
まとめ
いかがでしたか? 玄米や発芽玄米は、自然食レストランやカフェなどで既に食べたことがある人もいることでしょう。家で炊く場合、忙しい人はまとめて炊いておくと便利です。熱いうちに1食分ずつラップにくるみ、冷凍しておけば味を損なわずに保存でき、食べたい時にはチンするだけと手軽です。発芽玄米で痩せ体質を手に入れましょう♪