ルームフレグランスにもなる「お線香」
お菓子みたいなお線香が登場!
ご先祖様のお墓や仏壇に供えるものとして欠かせないものといえば「お線香」ですよね。お線香といえば独特な香りが特徴的です。しかし最近のお線香は、いままでの常識を覆すくらい進化しているのです。パッケージもシンプルなものが多かったのですが、お菓子のようなパッケージなど、若い人でも買いたくなってしまうデザインが発売されているのです。いったいどのようなお線香なのか、早速チェックしてみましょう!
香りを楽しむお線香が増えている
お線香の香りを楽しむ!?
お線香の香りといえば、誰もが想像できるのではないでしょうか? しかし最近のお線香は、お菓子のパッケージと同様、火をつけるとちゃんと香りまで再現されているのです。これには私たちのお線香の概念が少し変わってしまうかもしれません。これらのユニークなお線香は、三重県が誇る老舗企業「カメヤマローソク」が販売しています。さまざまな企業とコラボしたお線香が人気で、600円(税抜)から購入することができます。
4種類の香りが楽しめる「サクマドロップ」
フルーツの香りが懐かしい
発売から70年近く経っても愛され続けている、サクマ製菓のロングセラー商品「サクマドロップ」。子どものころに、何味が出てくるかワクワクしながら缶を振ったという方も多いのではないでしょうか。 サクマドロップスの4種のフルーツ(いちご・オレンジ・メロン・りんご)の香りが楽しめるお線香です。昔から変わらないパッケージが目を引きます。昨年秋に発売してから、すでに1万個以上売れているんだとか。香りが4種類楽しめるのも人気の秘密です。
柑橘系の香りがたまらない「ボンタンアメ」
鹿児島の「セイカ食品」のボンタンアメ
このパッケージを駄菓子屋さんで見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか?大正15年に登場した「ボンタンアメ」は、そのパッケージと味をほとんど変えずに現在も販売しているロングセラー商品です。独特の文旦の甘みと風味が特徴的な「ボンタンアメ」とコラボしたお線香。香りはほんのり甘く柑橘系の香りで、爽やかな気分になりたいときにもぴったりです。
ふわっと甘く香る「いちごみるく」
1970年生まれのロングセラー商品が線香に
40年以上のロングセラー「サクマのいちごみるくキャンディ」は、ミルキーピンクのいちごキャンディです。いちごの酸味とミルクのハーモニーがクセになるんですよね。お線香でもその香りが再現されていて、箱を開けた瞬間にふわっと甘酸っぱい香りは安らぎを感じさせます。パッケージもかわいいので、インテリアとして飾っておくのもオシャレですね。
北海道といえばコレ!「夕張メロンキャラメル」
メロン特有の甘い香りが楽しめる
夕張メロンは北海道の大地の恵みを受けて育った、とてもジューシーなメロンです。その新鮮な果汁をたっぷり使用し、風味豊かに仕上げたのが「夕張メロンキャラメル」です。北海道のお土産としても人気の商品ですが、この「夕張メロンキャラメル」は食べることができません。しかし、このお線香には「夕張メロンキャラメル」に使用されている果汁が加えられています。そのため、パッケージを開けるとメロン特有の甘い香りが部屋中に広がります。
虫もよせつけない「ハッカ油」
ハッカ飴も人気商品
「ハッカ油」「ハッカ飴」でも有名な北海道北見市とコラボしたお線香です。爽やかなハッカの香りがお部屋に広がり、リラックスタイムにもぴったりです。和のミントである「ハッカ」は、北海道に昔から自生している在来種です。世界中には数百種のミントが存在していますが、その中でもかなり貴重な品種となっています。虫除けとしても重宝されているハッカの香りが全国で楽しめるのは嬉しいですね。
まとめ
いかがでしたか? これまでのイメージを覆すお線香に驚きましたよね! いまどきのお線香はここまで進化しているようなんです。その根底にあるのは「故人を大切に思う」という気持ちです。故人が生前好きだったお菓子のお線香を供えることで、故人と向き合う時間も深いものとなりそうですね。大切な方のお墓参りのときに、ぜひ使ってみてください。
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