ふわふわなタオルの幸せな生活
1日でタオルを使うタイミングって意外と多いんですよね。朝顔を洗う時やシャワーの後など、少なくとも必ず1回はタオルを使っています。そんなタオルが「ふかふか」なのか、それとも「ごわごわ」なのか。ほんの些細なことに思えますが、意外とそこに小さな幸せが潜んでいるんです。顔を洗ってふと手にしたタオルから”上質な香り”がふんわりとたちこめて、感触もふかふかだったとしたら、なんだか自分自身まできれいになれるような気がしませんか?何度か洗っていくうちにゴワゴワになってしまったプチ不幸タオルを、ふわふわに復活させるコツをご紹介します!
タオルのゴワゴワは洗濯のアレで起きていた
洗濯機に入れる洗剤は使用量を守っていますか?最近の洗剤はほんの少しでたくさんの洗濯物の汚れが取れるため「これじゃあ少ないんじゃないの?」なんてたっぷり入れてしまう人も。でもこれは、タオルのふわふわ感をキープするためには大きな間違い&NGなんです!洗剤は水に溶ける限度量があるので、残った洗剤はタオルに残り、それがゴワゴワする原因になってしまうんです。
ふわふわの思わぬ救世主
昔の知恵を今の時代にも
実は、タオルをふわふわにするには「酢」が役立つんです!入れすぎた洗剤or洗い流せなかった洗剤はタオルをゴワゴワにさせる原因になります。この洗剤はアルカリ性、つまり酸性の酢を入れることで中和され、例え洗剤が洗い流されずに残ってしまっても、繊維が固くなってしまうのを防いでくれるんです。でも、入れ過ぎると洗濯機が早く錆びてしまうのでご注意を。身近なところに救世主が存在していましたね。
ふわふわタオルへの道は、干す時のひと振り!
タオルを洗濯した直後のパイル地のループは横になって倒れてしまった状態になっています。この状態でタオルを干すとそのままの倒れた形で乾いてしまい、結果、ゴワゴワとした仕上がりになってしまうんです。だから「干す前にループを起こすこと」がポイントになります。倒れたループの流れと逆の方向に手で撫でると、パイルを起こすことができます。「そんなのちょっと難しいな」と思う方は、干す時にタオルの端を持って思い切りバサバサと10~20回程度振ってみてください。そうすることで倒れていたループが起きあがり、ふわふわした洗濯ものができ上がりますよ♡
タオルを干す場所にも秘密があった
タオルを干す場所は、できるだけ「外」にするのがベストと言えます。その理由は2つ。外干しは家の中干しに比べて風通しが良いため短時間で乾く、そして湿度が比較的低いので菌が発生しない、ということが挙げられます。洗濯物は約6時間が乾く目安と考えられているのですが、部屋干しとなると風通しの良い場所を確保できずに、結果長時間掛かって乾くことになってしまうのです。また長時間かかることで、タオルの湿度が上がりその分細菌が増殖してしまう悲しい結果にもなってしまうんです。
干す時間がタオルの質感の差を生む
干し方でふんわりが変わる
タオルを干す時はとにかく「乾燥させすぎもダメ!」なんです。タオルの繊維はもともとある程度の水分を含んでいます。それが日差しが強い日や冬の乾燥する時期に長時間干しっぱなしにしてしまうと、水分が全て飛んでしまい繊維が縮んで硬くなり、ゴワゴワとした肌触りになってしまうんです。いい柔軟剤を使ってもタオルがゴワゴワしていると感じている人の多くがこのタイプ。乾燥し過ぎる前に取り込んで畳んでおくのがおすすめですよ。
乾燥機能を使用するだけでタオルがふわふわに!
乾燥後はすぐに取り出すこと!
干す時は太陽の日に当てた方が良いと考える人もいますが、「タオルの乾燥」については意外と乾燥機能を使うのが◎なんです。乾燥機を使うと熱風で寝ていた繊維を起こしてくれるので、繊維が起きた分、ふんわり感が戻って来るんです。乾燥終了後はすぐにタオルを取りだすようにしてください。長時間放置して乾燥機の中に残っている湿気が洗濯物に戻ってしまうとアウト!ふんわり感が失われてしまいます。
まとめ
シャワーの後、ふわふわのバスタオルで体を拭く時って「あ~ゆっくり休める♪」と幸せな時間なんですよね。今まで、タオルは洗濯機に入れて規定の洗剤さえ使っていれば問題ない!と楽観的に思っていた方も、干す時にたたくなどを試してみれば、ちょっとしたコツでよりふわふわなタオルを手にいれられそうですね!これらの方法は明日からでもすぐ試せるものばかり。ぜひ取り入れてみてください!
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