ヘアスタイルのオーダーって難しい!
思い通りの仕上がりですか?
タレントやモデルのヘアスタイルを見て「おお!」っと気に入って切り抜きやスマホに画像を保存して「こんなイメージにしてください」ってオーダーしてもうまくいくことって少ないですよね。じゃあヘアスタイルカタログから探したとしてもやっぱり同じ。そう感じるのはオーダーが自分に合っていないからかもしれません。その理由を探ってみましょう。
顔型で似合う髪型が分かるのはなぜ?
顔型を知るのがヘアスタイルを探すポイント
ヘアスタイルと顔はバランス関係にあります。つまり顔に不足するところは髪が補い、髪が不足しているなら顔でボリュームを出す必要があります。目指すべきはトータルできれいなひし形ライン、卵型ベースのヘアスタイルを作ること。それでは顔型別に見ていきましょう。
丸顔ならトップにボリュームを
ふんわりトップにボリュームを
丸顔は全体的に上下の長さで縦横の比率を変化させるので、トップにボリュームを持たせて全体のバランスを作ります。ふんわりトップにすることでフェイスラインより視線が上に向くので、丸っこく見える、幼く見えるといった悩みが解消されやすいヘアスタイルになります。
面長フォローは前髪がポイント
前髪しっかりで小顔効果
面長の人はしてはいけないのがおでこを全面出すこと。縦のラインが横に比べて長いので、さらに長く見せるスタイルはNGです。前髪を流すことで眉から上の部分を効果的に見せます。前髪で長さを感じる縦ラインを止めることができるので、卵型に見えてきます。ダークトーンの髪色だとさらに効果的。
ベース型はエラを気にしすぎては×
隠しすぎずにすっきりさせる
エラが気になって隠そうとがんばりすぎると、髪が重たく感じてしまうことも。大切なのはエラの位置から視線を外すことと、見える時には潔くすっきりと見せしましょう。ゆるやかなウェーブでフェイスラインをやわらかく中和させるのもいいでしょう。
三角型はボリュームの位置を低く
ゆるふわで首周りのボリュームを
首筋周りが細い印象を与えがちな三角タイプはフェイスラインのあたりにボリュームを持ってくるのがコツです。理想の卵型に近づけるために顔で足りないスペースを髪で補うことでバランスが良くなります。シニヨンを横サイドにするようなまとめ髪でのバランスもうまくでき上がります。
オーダーする前に悩みを美容師さんに相談してみて
悩みを一緒に相談して
主なフェイスラインについては、こんな風に顔の輪郭と全体のバランスを見ることで調整できます。では思い通りのイメージに近づけたい時はどうするか? そんな時こそプロの出番です。あなたの顔型に似合うことを考えて、コンプレックスをかわしてくれるイメージを提案してくれるはず。そのために「何がコンプレックスか」「なりたい見本」「希望の雰囲気」などを伝えることが大切です。
ヘアスタイルが決まらないと悩む人はたくさんいます。オーダー方法やヘアスタイルのテクニックが気になりすぎるとついつい自分にベストなヘアスタイルがどんなものか、分からなくなってしまいます。自分の顔型を知りながら客観的なプロのアドバイスを取り入れて、素敵なヘアスタイルを手に入れましょう。